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姿勢が悪くなると肩こりが起きるの?
皆さん、こんにちは!
白河市、しらかわ接骨院です。
私たちの日常生活の中で、「肩こり」は多くの方が抱える共通の悩みです。その原因として、「姿勢の悪さ」が大きく影響することをご存知でしょうか?今回は、「姿勢」と「肩こり」の関係について投稿します。
〇姿勢が悪くなると肩こりが起きる原因は?
まず、姿勢が悪いと肩がこる理由について説明しましょう。現代社会では、パソコンやスマートフォンの使用時間が増え、どうしても前かがみになりがちです。また工場勤務の方でも下を見て細かい作業をしたり、座って同じ作業を繰り返している方なども不良姿勢になりがちです。このような不良姿勢が続くと、首や肩に負担がかかり、筋肉が緊張しやすくなり肩こりが起きます。具体的には、以下のようなメカニズムで肩こりが生じます。
<姿勢と肩こりのメカリズム>
その1 前かがみの姿勢→頭が前に突き出るような姿勢を取ると、首や肩の筋肉に常に力がかかります。頭の重さは、ボーリングのボールと同じ重さがあり4~5キロほどあります。その為、頭が前に出ることにより頭を支える首や肩の筋肉への負担はさらに増えてしまします。この状態が続くと、筋肉が硬くなり血行不良を引き起こします。
その2 肩の位置の不良→肩が前に出ると、肩甲骨の位置がずれてしまいます。よく聞く「巻き方」に当てはまるでしょう。これにより、肩周りの筋肉や靭帯に余計な負担がかかり、痛みやこりを引き起こします。
その3 背中の丸まり→背中が丸まると、背骨の自然なカーブが崩れ、姿勢を保つために余計な筋肉が働くことになります。これが長時間続くと、筋肉が疲労し肩こりを感じやすくなります。また、胸郭(胸部の骨格)が狭くなるので呼吸が浅くなり、酸素を取り込みにくくなります。酸素と二酸化炭素の換気の効率が悪くなり代謝が下がり、全身の血液循環が悪くなります。そうすると脳への血流も悪くなりますので脳に十分な酸素が行き届かなくなるため、頭がボーっとしてしまったり、集中力が低下してしまいます。
〇正しい姿勢はどんな状態なの?
・座っている姿勢
①おしりが背もたれに付くように椅子に深く座り、両足の裏全体を床に付ける。
②顎を引き、背筋を伸ばしお腹を引っ込める。※背筋を伸ばしすぎると反り腰になりやすいので注意!
③膝、肘を90度に曲がるように意識をして、腕を机の上に置く。
※パソコンを見る際には、目からパソコンまでの距離を50~70センチ離れるように調節をしましょう。
・立っている姿勢
壁にかかとを付けて立った際に、下記のところが壁についている状態が良い姿勢です。
①かかと ②臀部 ③背中 ④頭
その際に 頭が天井から引っ張られている感覚を意識して、肩の力を抜き顎を引けると尚更、良いでしょう!
〇しらかわ接骨院ではどんな治療をしているの?
しらかわ接骨院の治療は、姿勢改善に取り組んでいます。姿勢を改善するためには、定期的な治療が必要なため継続的に通院し、身体のバランスを整えることが重要です。しらかわ接骨院へ来院された際には、姿勢の評価をし筋肉の調節、姿勢指導を行わせていただきます。
またセルフケアとして、長時間同じ姿勢を続けないように心掛けましょう。1時間ごとに立ち上がってストレッチをするなど、こまめに身体を動かすことが大切です。姿勢を保つための筋力を鍛えることも重要ですので背中や腹筋のトレーニングを取り入れると良いでしょう。ふと、鏡で自分の姿勢を見て悪いと思った方は、セルフケアを始めてみてはいかがでしょうか?
反り腰のように姿勢が悪くなると肩こりだけではなく腰の痛みも出やすくなります。痛みだけではなく、姿勢が気になる方はぜひ、白河市しらかわ接骨院へご相談下さい!ご連絡お待ちしております。